今月の地理写真

このページは、国士舘大学地理学教室の教員が世界各地で撮影した写真をもとに構成しています。
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Vol.26-12 2024年12月

日本最後のトロリーバス-立山トンネルトロリーバス- 加藤 幸治

 2024年11月30日をもって,日本唯一のトロリーバス・立山トンネルトロリーバス(室堂駅ー大観峰駅)の運行が終了し,日本のトロリーバスは全廃となった.

写真1は2014年当時の様子.GW中の室堂駅は大混雑(写真2).廃止の理由は経営不振ではなく,主として車両維持・メンテナンス等の問題からです.

全線トンネル内を走りますが,壁が近いので結構スピード感があります(写真3).離合はトンネルの中央付近にて(写真4).

 写真5は同じ離合の風景ですが,こちらは1964年~2018年まで運行していた関電トンネルトロリーバス(黒部ダム駅-扇沢駅).写真6は扇沢駅出発前の様子ですが,計器類に電車感があります(トロリーバスは法規上は無軌条電車).

 GWに立山トンネルトロリーバスに乗車する人の多くが目的とするのは「雪の大谷ウォーク」.写真7は室堂駅から「雪の大谷ウォーク」に向かう人々.室堂駅から立山トンネルトロリーバスでトンネルを抜けた先が大観峰駅.大観峰駅から黒部平駅まではロープウェイ.大観峰駅から黒部平方面を見たのが写真8.黒部平の奥に見えるのは黒部湖です.

 大観峰駅は岩壁に突き出したトーチカのようです(写真9).ちなみにロープウェイを下から見上げるとこんな感じ(写真10).

 写真11は大観峰駅を黒部平駅から振り返った風景(2024年).写真12はほぼ同じ場所からの2年前(2022年)の風景.2022年の方が雪が多かったのが分かります. 

写真1・2:2014年4月,写真5・6・8:2014年5月,写真3・4・10・12:2022年5月,写真7・9・11:2024年5月,加藤 幸治撮影

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