今月の地理写真

このページは、国士舘大学地理学教室の教員が世界各地で撮影した写真をもとに構成しています。
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Vol.26-08 2024年8月

ウガンダ(1) マチソン・フォールズ国立公園 桐越 仁美

 マチソン・フォールズ国立公園はウガンダ北西部のブリサ県、ナウォヤ県、キリャンドンゴ県およびマシンディ県にまたがるように位置しています。コンゴ民主共和国との国境になっているアルバート湖からヴィクトリア・ナイル川(白ナイル川)周辺までの範囲まで広がっており、面積は約3,893平方キロメートルにおよび、ウガンダでは最大の面積を持つ国立公園です。公園内にはマチソン滝があり、これが国立公園名の由来となっています。マチソン滝は高低差が43メートルあり、国立公園内でも人気のスポットになっています。

 マチソン・フォールズ国立公園は、マチソン・フォールズ保護区と隣接するブドンゴ森林保護区からなり、両保護区では76種の哺乳類が生息しています。マチソン・フォールズ保護区では、ライオンやシマウマ、ゾウ、キリン、アフリカスイギュウなど、サバンナを代表する野生動物に出会うことができます。一方、ブドンゴ森林保護区では野生のチンパンジーが生息しており、チンパンジーツアーなども実施されています。2006年、アルバート湖へ流入するヴィクトリア・ナイル川の三角州を含む一帯は国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録されました。

2016年8月 桐越仁美 撮影

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