地理・環境専攻/コース写真帖

Number 637

2026年7月 第23回 地理ワークショップ『地理学を知り、災害を読む』が開催されました

 7月25日(土)、世田谷キャンパス10号館2階2107教室において「地理学を知り、災害を読む」というテーマで、「社会科教員のための地理ワークショップ」を開催しました。当日は、関東圏を中心に主に社会科を担当する中学校・高等学校の教員と大学の教員ら約30人が参加しました。

 午前は世田谷キャンパス周辺でフィールドワークを行い、本コースの佐々木明彦教授が地域の地形や歴史、災害リスクを解説しました。続いて小山拓志准教授が、防災・減災教育を「命を守る教育」と位置付け、地域を知ることが災害を読む力につながると講演しました。午後は佐々木教授、岡島建教授が地形や歴史地理学の視点から災害を考察し、小山准教授は「地理総合」における防災教育や自助の重要性を説明しました。最後に、「どこにいても生き延びる力」を育む教育の必要性を訴え、活発な質疑応答を通じて地理学の重要性を共有しました。

01 最初は小山先生からワークショップの趣旨説明がありました
02 フィールドワークのポイントを伝える佐々木先生
03 実際に外に出て、台地の高低差や平坦な地形面を実際に体感しました
04 若林公園では平坦面の上に残る井戸の謎を解説しました
05 小山先生が、「『災害を読む』ということ:地域を知るための視点とツール」テーマで講演しました
06 続いて佐々木先生が、「『地表の凹凸』は災害を語る」というテーマで講演しました
07 実際に歩いた場所を自然地理学的に解説し、災害リスクと併せて解説しました
08 続いて岡島先生が、「街の歴史から災害を考える-歴史地理学でみる災害-」というテーマで講演しました
09 小山先生は午後の部で、本ワークショップのメインでもある「『命を守る教育』に繋げる『地理総合』」というテーマで講演しました
10 講演終了後は多くの質問が出て活発な議論が行われました
11 人文地理学的視点の質問は加藤先生が解答しました
12 最後に小山先生より、参加者の勤務校分布図と災害リスクを重ね合わせた地図が提示され、地理学を出発点とした学びを児童・生徒に積極的に伝え、「どこにいても生き延びる力」を付けさせてほしいとの呼びかけがありました
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